フランス編 フランスの日本食事情🍣
フランスで大人気!日本食!
2013年12月和食がユネスコ無形文化遺産に指定されたことは記憶に新しい。
ヨーロッパの中でもフランスには日本食レストランが山ほどある。ほとんどがアジア系の人たちが経営している「なんちゃって日本食」なわけなのだが、もちろん本格的な日本食レストランもあると言えばある。
今回はフランスの日本食について、おすすめのお店と共に紹介していきたい。
やっぱりお寿司?ちょっと変わったフランスのお寿司
数多く存在する日本食レストランはほとんどが寿司屋と言っても過言ではないだろう。近年ではラーメンや焼き鳥、たこ焼きなど様々な種類のレストランが見受けられるが寿司屋の数は圧倒的である。
(オペラ座。この周辺は日本食店が連なっていて、日本人街の様な雰囲気がある。)
フランスでもマグロ、サーモン、タイは定番なのだが、それ以外の魚はほとんど見ることがない。あったとしてもイカやタコくらいだろうか。というのもフランスでは生で魚を食べる習慣がなく、市場に届く頃には鮮度が落ちていることがほとんど。それによって寿司のネタとして扱えるものはマグロやサーモンなど冷凍のものに限られるのである。
よってフランスのお寿司では野菜や果物を使ったものがチラホラある。きゅうりやアボカドを使用するのはまだ理解できる。しかし中にはマンゴーやグレープフルーツのお寿司なんてある。。。
そんなお寿司を食べてみたいのなら
「プラネット・スシ」
を訪れてみるといいだろう。フランスの回転寿司チェーンなのだが、内装はとても派手で変わったお寿司が楽しめることだろう。値段も1人あたり20ユーロくらい。フランスのレストランにしてはお手頃なのではないだろうか。
ちなみに私はメニューを見ただけで一度も食べたことがない。勇気ある方はぜひ。
まともな寿司が食べたいのであれば、これも同じくフランスのチェーン店で
「sushi shop」
ここは美味しかった。日本人が経営している寿司屋には敵わないが、十分満足できるクオリティである。
ちなみにランチで12ユーロ。とても安い。
(新年のカウントダウン。ここでスリに遭いました。)
日本人からすれば考えられないお寿司をフランス人が好んで食べていると考えると複雑な気持ちになる。ぜひ日本へ来て本物のお寿司を食べて欲しいものである。本物のお寿司が無いと言ってるわけでない。ただ庶民からは到底手の届かない価格帯のため、みんながその味を知ることは難しい。
ということで、お寿司作っちゃいました!
気に入った寿司屋がなかったので自分握りました!
実は仕事として握っていたことがあったのでこれくらいはできた。フランス人の知人はとても大喜び。個人的には日本酒が飲みたいところであったが、やはりフランス。美味しい白ワインと共にいただきました。
次回はラーメンや餃子などについて紹介します!
ではまた。