フランス編 フランスの日本食事情②
前回の記事ではフランスのちょっと変わったお寿司を紹介したわけだが、今回はその他の日本食をテーマにしていきたいと思う。
フランスで大ブーム!日本のラーメン🍜
フランス(特にパリ)ではここ数年で急速にラーメン屋が増えている。人気なお店になると、開店前から行列ができるほどである。
パリのオペラ座の近くにはラーメン屋だけで10店舗以上あるだろう。その中でもオススメなのが
「なりたけ」
実はこのお店千葉のラーメン屋なのである。東京にも店舗があり、パリにも出店、という感じである。従業員は日本人で、日本の店舗と同じものを外国で味わえるのである。
(常に行列ができている「なりたけ」)
(こちらはみそらーめん。こってり。10ユーロほどで日本人からすると少々高めだが、フランスでは安い方。ひと玉の量が日本よりも多い気がするがどうなんだろうか。)
ちなみに住所はこちら
31 Rue des Petits Champs, 75001 Paris
あれ?進まない、、 恐るべしフランスの行列
先ほど紹介した「なりたけ」での行列、実は1時間以上並んでいたのだ。
なんせフランス人は、、
食べるのがとても遅い。
フランス人にとって食事とは家族や友達とおしゃべりしながらゆっくり楽しむもの。食べたらすぐ帰るという日本人のスタイルは彼らにとっては理解し難いのである。ラーメンに限って言えば、猫舌の人が多いのか、熱いまま食べれないフランス人を多く見かける。中には水を足す人も、、、
たとえ食べ終えていてもそこからのおしゃべりが止まらない。
そんなこんなで回転率は日本と比べ、恐ろしいほど悪い。日本の感覚で列をなすことはキケンなのである。
(北海道出身の私としてはちょっとテンション上がる。)
数年前に「一風堂」もパリへ進出。機会があればぜひ行ってみたいものである。
本格餃子、ここにあり!
「GYOZA BAR」
私が日本で食べてきた餃子でここのものが一番美味しいと個人的には思っている。内装はとてもシンプルでモダンな雰囲気。カウンター席のみで10席ほど。
メニューは餃子、ライス、ビール、おつまみなどなど。
(8個で7ユーロ。小ぶりなのでがっつり頼んでもいいかも。)
一番印象的だったのは餃子のタレ。
酸味は酢ではなく、果物の酸味を利用しているとのこと。口に入れた瞬間ゆずの香りがして、とてもサッパリとした味わい。
フランスの文化である食事の前にお酒を飲む、「アペレティフ」としてここを利用するのもいいのではないか。
住所はこちら。
56 passage des Panoramas 75002 Paris
外国で日本食を楽しむ!
たとえ観光だとしても、長い間外国にいれば日本食が恋しくなることもあるだろう。
外国にいるから日本食なんてと敬遠しないで、どんなものがあるんだろうと興味をもって、日本食めぐりをするのも一つの楽しみ方なのではないだろうか。